ハングリーフィーダのよくある質問
計量時間はどのくらいかかりますか?
必要な量だけ原料を供給するので、従来よりも計量時間が長くなります。(1.2~1.5倍ほど)
ただし、冷却時間内に計量が完了すれば、成形サイクルには影響ありません。
成形機メインスクリュ回転を上げれば計量時間は早くなりますが、材料によっては発熱しやすくなるのでお勧めはできません。
ローダー吸上げの影響はありますか?
ローダーで材料が吸上げられ、ホッパーへ材料が送られた時にホッパー内で材料が踊ってしまう事があります。
その場合は、ハングリーフィーダでの材料供給が不安定となりますので、使用ができなくなります。
その際は、ローダーホッパーをシャッター式に改造して頂く事で対策できます。
効果がない不良はどんなものですか?
初期溶融時に発生するガスや水分は脱気する事ができますが、シリンダ中央から先で発生したガスは抜く事ができません。
金型内で狭い箇所を高速、高圧で通過することによる発熱で発生したガスが原因の外観不良は改善できません。
消耗品の交換頻度はどのくらいですか?
ガス抜き装置(吸引ユニット)のフィルタ、サイレンサが目詰まりを起こすとガス抜け効果が低下しますので1年に1回程度の交換をお勧めします。(通常はエアブロー等の清掃で結構です)
カメラのレンズはガスが多ければ多いほど劣化しやすくなります。
劣化して見えにくくなった場合は交換が必要となります。
ハングリーフィーダの効果を確認して頂くため、2週間のデモ機貸出を行っております。貸出の際はスペーサーの製作や出張試運転立会が必要となりますので、お問い合わせください。